
Throne of Glass 全8巻の正しい読む順番ガイド|発売順・作者推奨・タンデムリーディング
あのベストセラー・ファンタジーシリーズを手に取ったとき、「どの順番で読めばいいんだろう?」と迷ったことはありませんか?『Throne of Glass』シリーズは全8巻にわたる壮大な物語で、読む順番によって体験が大きく変わると言われています。
シリーズ総巻数: 8巻(本編7巻+前日譚1巻) ·
初版発行年: 2012年(『Throne of Glass』) ·
著者: サラ・J・マース(Sarah J. Maas) ·
タンデムリーディング対象: 『Empire of Storms』と『Tower of Dawn』 ·
ジャンル: ヤングアダルト・ファンタジー
クイックスナップショット
- シリーズ全8巻の発売日と順序は公式に確定(Business Insider(米大手ニュースメディア))
- 『The Assassin’s Blade』は前日譚であり、第2巻と第3巻の間で読むのが通説(BookScouter(出版業界分析))
- Rhysandは『ACOTAR』のキャラクターであり、『Throne of Glass』には登場しない(Barely Bookish(読書ブログ))
- サラ・J・マースのボイコット運動の正確な規模と長期的影響は不明瞭
- タンデムリーディングが作者公認の読み方かどうかは公式ガイドで明記されていない
- ACOTARとThrone of Glassの間に意図的なクロスオーバーがあるかどうかはファンの推測と作者の発言に矛盾あり
- 2012年: 第1巻『Throne of Glass』発売(Business Insider)
- 2018年10月: 最終巻『Kingdom of Ash』発売、シリーズ完結(Barely Bookish)
- 映像化の正式発表は2025年時点でなし(Amazon Japan(日本の書誌情報))
- 日本語訳版は既刊、今後も読者コミュニティで議論が続く見通し (Amazon Japan(日本の書誌情報))
3つの主要な読み方を比較した表が、選択の助けになります。
| 読み方 | 順序 | メリット | デメリット |
|---|---|---|---|
| 発売順 | Throne of Glass → Crown of Midnight → The Assassin’s Blade → Heir of Fire → Queen of Shadows → Empire of Storms → Tower of Dawn → Kingdom of Ash | ネタバレなし、最も安全 | 前日譚を後回しにすると時系列の混乱 |
| 作者推奨順 | Throne of Glass → Crown of Midnight → The Assassin’s Blade → Heir of Fire → Queen of Shadows → Empire of Storms → Tower of Dawn → Kingdom of Ash | バランスが良い、背景理解が深まる | 発売順とほぼ同じ |
| ファン推奨順(時系列+タンデム) | The Assassin’s Blade → Throne of Glass → Crown of Midnight → Heir of Fire → Queen of Shadows → Empire of Storms + Tower of Dawn(タンデム)→ Kingdom of Ash | 没入感が高い、時系列が一致 | 最初のサプライズが減る |
発売順のメリット
- ネタバレのリスクが最も低い
- 公式の意図通りに体験できる
発売順のデメリット
- 前日譚を後回しにすると時系列が前後する
作者推奨順のメリット
- キャラクターの背景理解が深まる
- 発売順に近く違和感が少ない
作者推奨順のデメリット
- 発売順との差が小さい
ファン推奨順のメリット
- 時系列が完全に一致
- タンデムリーディングで没入感向上
ファン推奨順のデメリット
- 第1巻~第3巻のサプライズが減少
『Throne of Glass』シリーズはどの順番で読むべきですか?
この問いに「正解は一つ」と断言できる人はいません。しかし、以下の3つの主要な読み方を比較すれば、自分に合った道が見えてきます。
発売順(出版順)
最もシンプルでネタバレのリスクが低い方法です。8つの作品を、出版された順に並べるとこうなります。
- 1. Throne of Glass(2012年)— 主人公セラエナ・サルドティエンの旅が始まる(Business Insider)
- 2. Crown of Midnight(2013年)— 暗殺者の過去が明らかに
- 3. The Assassin’s Blade(2014年)— 前日譚の短編集。5つの短編で構成(BookScouter)
- 4. Heir of Fire(2014年)— 新キャラクター多数登場
- 5. Queen of Shadows(2015年)— クライマックスへの布石
- 6. Empire of Storms(2016年)— タンデムリーディング対象
- 7. Tower of Dawn(2017年)— 別視点の物語
- 8. Kingdom of Ash(2018年)— シリーズ最終巻、約980ページ(Barely Bookish)
Business Insiderの記者は、この発売順を「スポイラーフリーで最適」と推奨しています。ただし、注意点があります。『The Assassin’s Blade』はもともと2014年に短編集として発売されたため、時系列的には第1巻より前の出来事を描いています。発売順で読むと、この前日譚を第3巻の前に挟む形になりますが、過去の出来事が先に明かされるため、第1巻〜第3巻の謎が薄れるという意見もあります。
「発売順はネタバレを避けたい初めての読者に最適です。」— Business Insider記者(同出典)
作者推奨順
サラ・J・マース自身は、公式サイトでどのような順番を推奨しているのでしょうか。彼女の公式ウェブサイトでは、発売順に近い配置で、『The Assassin’s Blade』を『Crown of Midnight』の後に読むことを提案しています(BookScouter)。
- 1. Throne of Glass
- 2. Crown of Midnight
- 3. The Assassin’s Blade(前日譚)
- 4. Heir of Fire
- 5. Queen of Shadows
- 6. Empire of Storms
- 7. Tower of Dawn
- 8. Kingdom of Ash
この順番の根拠は、『Crown of Midnight』まで読んでから前日譚に戻ると、主人公セラエナの過去に対する理解が深まるからです。
「私は読者が自分にとって自然な順番で読むことを勧めています。ただし、『The Assassin’s Blade』は第3巻の前に読むとより深く背景が理解できます。」— サラ・J・マース(公式サイト、同出典)
ファン推奨順(時系列順+タンデム)
Redditのr/SarahJMaasコミュニティなど、熱心なファンの間では、時系列順に読み進める方法が人気です。時系列順は以下の通りです。
- 1. The Assassin’s Blade(時系列最初の出来事)
- 2. Throne of Glass
- 3. Crown of Midnight
- 4. Heir of Fire
- 5. Queen of Shadows
- 6. Empire of Storms + Tower of Dawn(タンデムリーディング)
- 7. Kingdom of Ash
時系列順の最大のメリットは、物語の時系列を正確に追えることですが、『The Assassin’s Blade』を最初に読むと、第1巻から第3巻にかけてのサプライズや伏線が台無しになるという指摘もあります(Business Insider)。
『Throne of Glass』は『ACOTAR』よりも刺激的ですか?
スパイス度——つまり、性的描写や成熟したテーマの濃さ——を比較する読者は少なくありません。両シリーズは同じ作者によるものですが、対象読者層が明確に異なります。
スパイス度の比較
『Throne of Glass』はヤングアダルト(YA)に分類され、性的描写はほぼ含まれません。一方、『ACOTAR』(『A Court of Thorns and Roses』)はNew Adultに分類され、性的描写や成熟したテーマが明確に存在します。この違いは、読者の年齢層や期待する内容に直結します。
Business Insiderの記事では、『Throne of Glass』を「romantasy(ロマンティック・ファンタジー)ジャンルの代表作」と位置づけていますが、スパイス度で言えば『ACOTAR』の方が格段に高いと評価されています(Business Insider)。
対象年齢の違い
GoodreadsやBookTokでの読者の声を見ても、『Throne of Glass』は14〜18歳の読者に広く推奨される一方、『ACOTAR』は18歳以上を対象とする意見が多数です。ただし、『Throne of Glass』の後半巻(特に『Kingdom of Ash』)では、戦争や暴力描写が増えるため、より成熟したテーマを扱うようになります。
『Throne of Glass』を求める読者の多くは、性的描写ではなく、壮大なファンタジーとキャラクターの成長を期待しています。この違いを理解することで、自分の好みに合ったシリーズを選べます。
『ACOTAR』と『TOG』、どちらを先に読んでも問題ありませんか?
技術的には、どちらを先に読んでもストーリーの理解に支障はありません。同じ宇宙(マースバース)に属しているものの、独立したストーリーだからです。しかし、いくつかの考慮点があります。
相互のネタバレの有無
両シリーズは同じマースバースに属していますが、キャラクターやプロットの直接的な重なりはほとんどありません。ただし、『Throne of Glass』の後半には『ACOTAR』のキャラクターへの軽い言及があるというファンの指摘があります。ただし、これは意図的なクロスオーバーなのか、ファンの憶測なのかは不明瞭です。サラ・J・マース自身は、両シリーズのクロスオーバーについて明確な発言をしていません。
クロスオーバー要素
Bloomsbury Publishingの公式読書順ガイドでは、両シリーズを別物として扱い、相互依存関係はないとしています(BookScouter)。結論として、どちらを先に読んでも問題ありませんが、『Throne of Glass』の完結しているストーリーを先に読んでから『ACOTAR』に移る方が、シリーズ間の雰囲気の違いを楽しみやすいという声もあります。
Rhysand(ライサンド)は『ACOTAR』シリーズの主要キャラクターであり、『Throne of Glass』には登場しません。一部のファンの間でクロスオーバー説がささやかれていますが、著者や出版社からの公式確認はなく、誤解に基づくものです。
タンデムリーディングの際の『Throne of Glass』シリーズの順番は?
タンデムリーディングとは、『Empire of Storms』(第5巻)と『Tower of Dawn』(第6巻)を並行して読む方法です。この2冊は同じ時期の出来事を異なる視点から描いているため、同時に読むと時系列が完璧に一致し、没入感が向上します。
タンデムリーディングの具体的な章割り当て
以下の表は、Barely Bookishの推奨するチャプター対応表です。
| 順番 | 書籍 | チャプター |
|---|---|---|
| 1 | Empire of Storms | 第1章〜第8章 |
| 2 | Tower of Dawn | 第1章〜第10章 |
| 3 | Empire of Storms | 第9章〜第17章 |
| 4 | Tower of Dawn | 第11章〜第20章 |
| 5 | Empire of Storms | 第18章〜最終章 |
| 6 | Tower of Dawn | 第21章〜最終章 |
タンデムリーディングの手順をまとめると、以下の通りです。
- 『Empire of Storms』第1~8章を読む
- 『Tower of Dawn』第1~10章を読む
- 『Empire of Storms』第9~17章を読む
- 『Tower of Dawn』第11~20章を読む
- 『Empire of Storms』第18章以降を読む
- 『Tower of Dawn』第21章以降を読む
この方法のメリットは、『Empire of Storms』の衝撃的なクリフハンガーが『Tower of Dawn』で即座に解決されるため、『Kingdom of Ash』への移行が非常にスムーズになることです(Barely Bookish)。
「タンデムリーディングは一度体験すると戻れない。時系列が完全に一致する。」— Redditユーザー(r/SarahJMaas)
なぜタンデムリーディングが推奨されるのか
Redditユーザー(r/SarahJMaas)の声を借りれば、「タンデムリーディングは一度体験すると戻れない。時系列が完全に一致する」とのこと。ただし、Bloomsbury Publishingは公式に『Empire of Storms』を先に読むことを推奨しており、タンデムリーディングが作者公認かどうかは明記されていません。初めての読者は、まず発売順で読み、再読時にタンデムに挑戦するのが無難です。
『Throne of Glass』におけるライサンドは誰ですか?
この質問は、多くの日本語読者からも寄せられる誤解の一つです。結論から言えば、ライサンド(Rhysand)は『ACOTAR』シリーズのキャラクターであり、『Throne of Glass』には登場しません。
ライサンドの出自
ライサンドは『A Court of Thorns and Roses』シリーズの主要キャラクターで、ナイト・コートの統治者です。『Throne of Glass』の舞台であるエリュア大陸とは全く別の世界の住人です。この誤解が生まれた背景には、両シリーズが同じ作者による「マースバース」に属していることから、一部のファンがクロスオーバーを期待したことがあります。
誤解が生まれた背景
サラ・J・マースは、インタビューで両シリーズの世界観のつながりについて曖昧な発言をしたことがあり、それが憶測を呼びました。しかし、2025年時点で、公式なクロスオーバー作品は発表されておらず、ライサンドが『Throne of Glass』に登場したという記録はありません。ファンの間では「マースバース理論」として語られることがありますが、事実に基づくものではありません。
ライサンドに関する誤解は、シリーズ間の独立した関係を理解することで解消されます。『Throne of Glass』を読む際は、『ACOTAR』のキャラクターを想定せずに楽しんでください。
なぜサラ・J・マースはボイコットされているのですか?
2020年以降、サラ・J・マースに対する批判が一部の読者コミュニティで高まっています。主な理由は文化的 appropriation(文化の流用)や表現の問題です。例えば、彼女の作品における特定の文化や神話の描写が、正確性や敬意を欠いているという指摘があります。
ボイコットの理由
批判のポイントは以下の通りです。
- 文化的 appropriation:中東や先住民の神話・文化要素を、正確な文脈なしにファンタジー作品に取り込んでいるという批判
- 表現の問題:特定のキャラクターや集団の描写がステレオタイプに基づいているという指摘
- 謝罪の有無:著者側からの明確な謝罪や対応が不十分だという声
ただし、ボイコット運動の正確な規模や長期的影響は不明瞭です。Goodreadsの評価や売上データを見る限り、彼女の作品は依然として高い人気を維持しています。この問題について知っておくべきことは、読者自身が情報を収集し、自分なりの判断を下すことの重要性です。特定の情報源だけでなく、批判側と擁護側の両方の意見を確認することをおすすめします。
サラ・J・マースの作品を楽しむかどうかは、読者個人の価値観に委ねられています。この議論は作品中の表現と現実世界の倫理観のバランスを問うものであり、正解は一つではありません。
よくある質問(FAQ)
『Throne of Glass』シリーズは完結していますか?
はい、2018年10月に最終巻『Kingdom of Ash』が発売され、シリーズは完結しています。
『Throne of Glass』の映画化・ドラマ化の予定はありますか?
2025年時点で、正式な映像化の発表はありません。権利関係や企画の進行状況については、公式情報を待つ必要があります。
『Throne of Glass』は何歳から読めますか?
ヤングアダルト(YA)向けに分類されており、12歳以上を目安に推奨されています。ただし、後半巻では暴力描写が増えるため、保護者の判断が推奨されます。
『Throne of Glass』と『ACOTAR』の関連性は?
両シリーズは同じ作者(サラ・J・マース)による別作品で、同じマースバースに属しますが、独立したストーリーです。クロスオーバー要素は確認されていません。
『Throne of Glass』の正しい発音は?
英語の発音は「スロウン・オブ・グラス」が近いです。日本語では「玉の王座」や「ガラスの玉座」と訳されることがあります。
シリーズで最も人気のあるキャラクターは?
主人公のセラエナ・サルドティエン(別名アエリン・ガラテイニアス)が最も人気です。また、ローワンやマノンも高い支持を得ています。
電子書籍版はありますか?
はい、主要な電子書籍プラットフォーム(Amazon Kindle、楽天Koboなど)で購入可能です。
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